家の呼吸を考えた快適な家づくり
WB
WB工法でつくられた建物は、二重の通気層が家を包んでいる状態であり、自然な空気の流れを利用して快適な室内温度と湿度を保ちます。家が呼吸するようなイメージであるWB工法は、電力によるシステムではなく、自然本来の空気が流れることで室内の熱気を逃がす構造のため、省エネにも役立つ仕組みです。冬は室内の温かい空気を保ち、外の冷気を入らせないよう通気口が切り替わります。
WB工法の家なら、30年後も価値が下がらない
通気性と自然素材を活かしたWB工法の家は、湿気や劣化の原因を防ぎ、建物の健康を長く保ちます。その結果、築30年を経ても資産価値が下がらず、安心して住み続けられるだけでなく、将来的な売却や資産としての価値も確保できる家です。家族の暮らしと資産、どちらも守れる家づくりを可能にします
通気性が良く家のにおいが気にならない
壁の中を空気が通る構造であり、熱気や湿度がこもりにくい仕組みです。夏の熱い空気が家の中に留まりにくいため、室内の過ごしやすさをサポートしてくれます。夏は湿度の高さも気になる季節ですが、空気の流れと一緒に湿度も外へ排出するため、住宅に使われる木材も傷みにくいというメリットがあります。家の中を過ごしやすく保つだけではなく、住宅の健康にも配慮した構造です。
温度感知式の形状記憶合金で切り替わる
WB工法で使用される通気口は、気温の変化で伸び縮みする形状記憶合金を活用しており、電力を使用せず空気の流れを切り替えます。壁の中に冷たい空気を循環させることで、熱気と湿気を逃がしたい夏は通気口のバネが縮み、空気が流れやすくなる仕組みです。寒い冬の気温で通気口のバネが伸びることで、壁に溜まった空気が外の冷たい空気を防ぐ断熱の役割を果たし、冬は暖かく過ごせます。
室内の快適な温度の空気を保てる仕組み
通気口のバネが寒さで伸びる仕組みを利用し、外気の冷たい空気が入ってくるのを防ぎます。換気システムが四季によって機能を自動で切り替える仕組みであり、温まった室内の熱を外に逃がさない気密性も備えています。壁が二重構造で空気が溜まることで、外気の影響を受けにくい断熱性もあり、無駄な電力の消費も防げます。快適で気温差に悩まない室内空間が、住む人の健康も守ります。
湿気がこもらず結露が起きにくい壁
空気の流れと一緒に湿気を排出する仕組みではありますが、冬の通気口が閉まっている状態でも、湿気が外に逃げる構造を備えています。土壁の原理を活用し、湿気が外の壁を透過するシステムです。水に溶けやすい化学物質やにおいも、湿気と一緒に外へと透過していくため、室内の空気を清潔に保てます。季節に合わせて自動で空気の流れを切り替え、心地よい空間を維持する構造です。
